No.25_世にまじり立たなんとして朝寝かな_松本たかし
ソードのナイト、ソードのキング(逆)、力
「まつもとたかし」と言われると
作詞家の松本隆さんを先に思い浮かべてしまいます。
もしかして俳号だから「たかし」が平仮名なのでは?
と、いうくらい松本たかしのことを知らないで占いました。
たかしのことをほぼ知らないのですが、
ハイクノミカタに肺の病で能楽師の道を
外れたと説明がありました。
少なくとも体力的にはあまり強くなかった
ということだったんでしょうね。
そういうたかしの俳句に力のカードが
出てきたことは面白いなーと思いました。
と言いますのもこのカードが意味する力とは
ねじ伏せるような力ではなく、
受け入れるとか諦めないとか屈さないとか
そんな内側からの力のことだからです。
イソップ物語に「北風と太陽」というお話がありますが、
あのお話の太陽の力をイメージしてもらうと近いです。
あるいは、「柔よく剛を制す」みたいなそんな感じとか。
他の2枚はどちらもソードのコートカードが出ました。
ソードのナイトは素早い、迷わない、的確な判断。
ソードのキングは冷静な判断、決断、理論的な判断。
3枚のカードを見ていると
この俳句はたかし自身のことのように感じます。
コートカードのナイトとキングは
どちらも男性を暗示していますし、
肺の病を持っていたということを考えると
たかしにとって力(体力)ということは
結構大きなテーマだっただろうと思うのです。
朝寝というやわらかい行為の中で
自分自身を冷静に分析している。
そういう力を思い浮かべます。
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