No.27_大いなる春を惜しみつ家に在り_星野立子
戦車(逆)、ソードの1、ペンタクル4
おとめちっく代表、星野立子ですよー。
なんだかんだで一番好きかも。
私の脳内で立子の句は
陸奥A子先生の筆致で再現されています。
きゃっ💕
今回出た唯一の大アルカナの「戦車」。
ちょっとこのカードについての補足をします。
戦車と聞くとちょっと物騒な感じですが、
このカードの戦車は戦闘用の車とは違いまして、
祝祭などのパレード用の山車なのだそうです。
そういう訳で、このカードの意味は
良い方向へ直進する、目標に向かって進むなどです。
他の2枚は小アルカナで、
ソードの1は決断とか客観性の始まり、
ペンタクルの4は抱えこむとか守り、
というような意味です。
最初、戦車が逆位置なので、
これが「家に在り」なのかな?と思いました。
進まないなら家にいるだろうと
なんとなくそんな風に思ったんです。
でも、ソードの1もペンタクルの4も
「大いなる」って感じじゃないんですよね。
そんなドーンとくる感じにどうしても思えない。
そんなことをあれこれ考えて
戦車が「大いなる春を惜しみつ」という
状態そのものを表していると解釈しました。
戦車が祝祭のパレードの山車ということを思えば
大いなる春に等しい喜びや明るさが感じられます。
正位置だったら、勢いが強いので
早春か春真っ盛りが感じだけれど
逆位置は少し控えめで「惜しむ」の感じかなって。
さて、残りの2枚。
小アルカナは大アルカナよりも
より具体的なことを表すと言われています。
ペンタクルの4から推測するに
今の暮らしはそこそこ安定していて
それを守っていきたいという感じ。
一方で、ソードの1が出ていますから
何か新しいことを決めるような雰囲気があります。
どちらにしろ何か日常的なことのようですね。
分かりやすい(?)ように占った感じを
算数の記号で表してみます。
大いなる春を惜しみつ>家に在り
戦車>ソードの1+ペンタクルの4
句の中の言葉の比重を3枚のカードも同じく比重で暗示している。
そんな解釈が一番しっくりくるなと思いました。
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