N0.34_置替へて大朝顔の濃紫_川島奇北

ソードのキング、ペンタクルの10、ソードの2


今日は川島奇北です。

勉強不足を公表するようで恥ずかしいですが

奇北という方を今回初めて知りました。

ちょっと調べてみたところ、

正岡子規の弟子で埼玉県の方みたいです。

虚子より七歳年上でした。


さて、今回のカードは全部小アルカナでした。

それだけで朝顔の身近な感じが出ているように思います。

ソードのキングは公正な判断や判断ができる人物を表します。

ペンタクルの10は繁栄とか家族という意味。

ソードの2は決断の保留、バランスという意味。


それにしてもちょっと困ったことが起きています。

ソードのキングとソードの2。

キングは決断するで2が決断を保留するという意味でして

一つの俳句の中で矛盾したカードが出てきてしまいました。


この2枚のソードが表していることってなんだろう?

と、立ったり座ったりお茶を飲んだりしつつ考えてみて

「置き替える」という動作にはソードのスートのテーマである

「判断」とか「決断」ということが含まれているなと思いました。


「いつ」「どこに」「だれが」置き換えたのかみたいなことです。

2で「バランス」を考え、キングが「判断」して、

然るべき場所に置き換えられた。

と、解釈すると辻褄が合うのかなぁという気がします。


こんな風に書くと大袈裟で馬鹿みたいですね。

実際にはそんな大袈裟に考えているわけはないでしょうし

考えているという意識すらない動作だっただろうと思います。


鉢の置き替えによって朝顔の大きさや色が強調されたのか

より大きくより濃く見えるような場所に置き替えられたのか

その辺りを断定するのは難しいですが

ペンタクルの10がありますので置き替えたことで

最も美しい朝顔になったのだろうなと思いました。

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