No.48_左義長のまた一ところ始まりぬ_宮崎三木
ソードのクイーン、皇帝、塔
今日の俳句は『虚子編新歳時記』から選んだとのこと。
虚子編の歳時記では作者は俳号だけしか書かれていません。
なので、姓がわからないことも結構あるのですが、
この句の作者は『宮崎三木』とのこと。
Facebookの人の投稿のコメント欄で知りました。
SNSの便利なところですね。
さて、今日出たカードを見ていきます。
一枚目、ソードのクイーン。
理知的な大人の女性。
二枚目、皇帝。
管理、支配、リーダーシップ。
三枚目、塔。
予想外の出来事。
二枚目と三枚目は大アルカナです。
今回、塔のカードが左義長そのものを表してると思いました。
左義長はお正月の飾りなどを焼く神事です。
私の記憶では竹で組まれた櫓のようなかなり大きなもの。
そこに火をつけて燃やしていたと思うのです。
その光景と塔のカードの絵柄が似ていると思いました。
そうなると、ソードのクイーンと皇帝は
その景色を見ているような気がしてきます。
白い煙が町の数か所から立ち上るのを
お城から見下ろしているクイーンと皇帝。
「あそこの町内も左義長が始まったな」
とか、思っている感じがあるように思うのです。
左義長のやり方は地方によって違うようですが
大方、その年の無病息災を願うことが共通しているみたい。
ソードのクイーンの冷静で客観的な視点とか
皇帝の社会的な強さやリーダーシップというものを
良い一年となるために持っていたい要素と考えると
左義長に込められた願いに近いのかなと思いました。
この文章を書いている時にトンガで噴火がありました。
どこの国のどこに住んでいる人も被害が少ないことを願います。
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