No.58_船室の梅雨の鏡にうつし見る_日原方舟
カップの5、カップの6、ソードの6
気象病の人は少なくないと思うのですが、
私も天候によって体調が崩れやすいタイプです。
天気が自分の体調に影響を与えているのでは?
と、気がついたのは今から20年近く前のことでした。
その後、自分なりに色々試してみた結果、
自分に一番効果があった対処方法は「早く寝る」でした。
なんと、船(室)が出てくる俳句に舟のカード
梅雨が季題で水(カップ)のカードが出てきました。
一枚ずつ見てゆきます。
一枚目、カップの5。
がっかり、無くした痛み。
二枚目、カップの6。
懐かしさ、与える喜び。
三枚目、ソードの6。
次の場所へ。
カップの5から推察するに、なにかを失くしたようです。
失ったものは、物理的なものなのかもしれませんし、
愛情とか情熱のように形のないものかもしれませんが、
大切なものだったのだろうと思います。
この俳句には、気持ちの描写は一切出てきませんが
カップのカードが二枚も出ているのでタロット的には
感情がじゃぶじゃぶ溢れてきちゃっている印象があります。
波がそこそこあって船が揺れて気持ちも揺れている感じ。
それと同時に過去へ想いを馳せているとも思います。
カップの6は過ぎ去った日々を懐かしく思うカードです。
特に子供の頃のこと。
キーワードで言うと、故郷とか地元とか幼なじみとかです。
海はしばしば母性と関連付けて語られることがありますが、
母性と故郷はそう遠くないイメージと言えるのではないでしょうか。
そう考えると、梅雨の鏡が何を映していたとしても
ノスタルジー&メランコリーなものかなと思います。
一方で、この船は停泊しているわけではなさそうです。
目的地があるのかないのか、ゆっくりなのか速いのか
どんな風に進んでいるのかは分かりませんが、
ソードの6がありますので進んでいるのは確かです。
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